浦安事業所に大型HVLSファンを設置 ~人にも環境にもやさしい設備を導入~
製品管理強化の一環として浦安事業所倉庫に結露警報システムと大風量低速回転ファンを連動させた装置を設置し本稼働を開始しました。この装置は外気との温度差で生ずる製品結露の発生を、製品温度と露点温度をセンサで測定し、結露現象の発生を『注意』・『警告』・『結露』の三段階の警報を発し露点に達する前に倉庫天井部に設置した大型ファンを回転させ庫内の空気を循環させることにより防ぎます。大型ファンには米国・マクロエア製のHVLS(High Volume Low Speed)ファンを採用。ギアレスモーターと直径7・3メートルの大型特殊シーリングファンにより、少ないエネルギーで大きな空気の推進力を生みだします。結露センサには、結露の発生を監視するシステムで実績のある日鉄テックスエンジ製の警報システムを採用し、これまで温度、湿度から人の感覚で結露発生を予測していたものを、今回の装置導入によって24時間自動監視が可能となりました。
また、大型ファンから発生する気流は夏場における冷却効果もあり、気流をコントロールすることで静かな心地よい気流を作り出し、庫内で働く作業員の就労環境の改善にも寄与する人にも環境にもやさしい設備です。